メモゴト・プレス

底が抜けるんじゃないかってほど底の浅い 話題セレクトブログ(ときに濃厚)

 
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【初心者用】オリンピックエンブレム(ロゴ)の作り方。やっちゃダメなこと・守るべきルールのこと

olympic_logo
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/how-to/design-logo.html


オリンピックエンブレムの募集要項が公開されました。
» 東京2020エンブレム選考特設ページ

募集受付は、
「2015年11月24日 正午 〜 2015年12月7日 正午」
とのことです。


応募資格は、
18 歳以上で一人もしくはグループ(10人以内)。
応募できるのは1点(一案)のみ
小学生とかでも18歳以上の人がグループに一人でも入ればOK。なのでお父さんお母さんが代わりに応募というカタチもOK


特設ページに応募要項や使うデータファイルが用意されているのでダウンロードして自分でしっかり読みましょう。


● オリンピックエンブレムを作る準備

応募形式は、
手書きは不可
・描画ソフトによる制作で提出。
「1. エンブレムデザイン案」および「2. デザイン展開案」のデータを、それぞれ
「 jpg(2MB 以内)」「 pdf( 1MB 以内) 」の2つの形式で作成し、両方とも提出。
※作品のプリントアウトや編集可能なデータ形式でのファイルの送付をお願いすることがあります。(つまりeps/ai形式のデータファイルであることが望ましい)


なので、この描画ソフトは
Adobe Illustratorが一番望ましいでしょう。
ロゴマークなどを作る時にプロの90%以上が使っている描画ソフトです。

ということで、
「Adobe Illustrator」を使うとなると、
パソコン(ノートPC・デスクトップPC)を持っている必要があります。

パソコン上でないと「Adobe Illustrator」は使えません。スマホだけでは無理です。


スマホ用に「Illustrator Draw」という無料アプリもあるのですが、これは確かIllustratorのように描くことはできても「出力」ができません。つまり作ってもそのデータファイルをそのまま応募することができない。


Adobe Illustratorは、今は安くで利用できます。昔は8万円くらいしましたが現在は月額レンタル方式になって誰でも簡単に使えるお値段に。

Adobe Illustratorを年間契約分購入してもいいのですが、

その前に30日間なら無料で使えます。

» 30日間無料体験版一覧

初めての人は「Adobe IDを取得」で会員登録みたいな手続きをする必要がありますが、それで30日間無料で使えます。

逆を言えば、30日間しか使えないので、
(最初に)他の無料の絵描きソフトだったりスケッチブックにだいたいのエンブレムのデザインを描いておいてほぼ決定してから、
無料体験版をダウンロードして最後の仕上げとしてAdobe Illustratorを使って完成させましょう。
Adobe Illustrator入門



 
● オリンピックエンブレムの作り方

作り方の手順例:http://emblem.tokyo2020.jp/jp/procedures_jp.pdf(pdfファイル)
背景は「白色」。


エンブレムに求めるキーワードは、

“スポーツの力”
“日本らしさ・東京らしさ”
“世界の平和”
“自己ベスト・一生懸命”
“一体感・インクルージョン ”
“革新性と未来志向”
“復興・立ち上がる力”


以下よりエンブレムは会社ロゴマークと同じものなので「ロゴ(エンブレム)」として解説していきます。


ロゴマーク(エンブレム)を作る時に重視するキーワード。

比重が大きいのは
「日本らしさ・東京らしさ」
「自己ベスト・一生懸命」「一体感・インクルージョン」
「革新性と未来志向」
あたりでしょうか。

「世界平和」はちょっと意味わかりませんね。これは隅っこに置いておいていいでしょう。

オリンピックの「五輪のシンボルマーク」・「パラリンピックのシンボルマーク」が必ずエンブレムの下に付くことになるので、そのシンボルマーク自体で「オリンピック・スポーツの祭典」というキーワードの結構な部分がすでに補完されているとみることもできます。



難しく考える必要はなし。選ばれるかどうかは「運」

ロゴを選ぶ側の選考委員も必ずしも本質を見据えてロゴ(エンブレム)を選ぶ目を持っているわけではありません。

なので、スポーツをメインに表現したロゴでも、日本・東京をメインに表現したロゴでも結局、選考する立場の人間の「好みや使用上の事情」で選ばれます。

本来なら何案も何パターンも提示して選んでもらうのですが、
今回のは提出できるのは一案のみ
つまり、ほとんどが運です。


あえて選考委員の趣味趣向を狙って優先して作るのもロゴ(エンブレム)を作るうえでの重要な戦略だったりもします。

一番優れているマークが選ばれるのではなく選考委員を最も納得させたマークが選ばれるので。


一番お手本になりそうなのは長野オリンピックのエンブレムですね。
nagano_olympic
雪のように清廉で躍動感もあります。複雑そうに見えて立体的な看板制作も対応できている。

日本「オリンピックの歴代エンブレムの中で最高と最低のデザインはどれだと思う?」 【海外の反応】




素人が間違えやすい。まず、知っておく基本。

ロゴ(エンブレム)は「絵」ではなく
どちらかというと「図形・記号」です。

エンブレムという絵を描くというよりも
日本の東京で開催されるスポーツの祭典を表す「マーク・記号・標識」を作るような感じで作るとよいです。


ダメな例としては、前エンブレムの佐野氏にトートバックデザインに作品を盗用されたZaricor氏の仮デザイン案。

zaraco_orinpic_03
© Benn Zaricor

デザイナーから見れば、「あぁ、この人は芸術家(アーティスト)であってデザイナーではないのだな」と分かりやすいデザイン案です。

まぁ、仮案なので本人もこれで最終フィックスではないとは思いますが、
・波の造形部分が絵であり複雑。

デザイナーならこういったものは作りません。この人の作品は芸術なので壁などにかけて見て楽しむような作品を作っているのでしょう。

アート(芸術)とデザインは明確に違います。
デザインは「商業デザイン」です。使う・利用することを基本とします。見て楽しむものではありません。


こういった波の部分のような複雑なものは印刷したり看板にしたりバッジにしたりした時にどうなりますか?(グッズ販売例

そう、まず複雑なものは場合によっては作るのによりお金がかかる
そして看板や垂れ幕にした場合、遠くから見ても簡単に認識できるものが好ましい。遠くから見た場合、波の部分はっきり認識できるでしょうか。そこがマイナス点。あとバランスが悪い。


こういったことからロゴ(エンブレム)は「絵」ではなく「記号・図形・マーク」を作るつもりでデザインしたほうがより良いものができます。



そして、忘れちゃいけないこと。
オリンピックとパラリンピックの二つを作る必要があります。
なのでオリンピックエンブレムといっても作るのは一つじゃなくて二つ
「オリンピックエンブレム」「パラリンピックエンブレム」です。



ロゴマーク(エンブレム)を作るうえでやっちゃダメなこと。

エンブレムの中で「五輪」を表現しては"いけません"
なぜなら五輪のマークが必ずエンブレムの下か横に付くからです。
五輪シンボル・パラリンシンボルとエンブレムは必ずセットで使われるわけですね。

つまり、エンブレムの中に五輪マークのような表現はいらない
「なんで2回繰り返した?」となるわけです。

だから「五輪の輪」をエンブレムの中に取り入れたようなデザインは99%の確率で一発アウトです。
五輪のマークを勝手に改変したものも一発アウト。


例としてあげると画伯のデザイン

こんな感じのヤツは一発アウトです。これは遊びでやっているので別にまったく問題ないのですが、実際に選考対象としてこういったものを応募しても、明らかにロゴ制作の常識から外れてしまっているものはアウトです。




【エンブレムを作る時のルール】
これはエンブレムというより会社のロゴマークを作る時に守るべきルールです。
エンブレムもほぼルールは一緒でしょう。

このルールをクリアしたロゴマーク(エンブレム)はより使いやすい良いデザインということになります。

まず、基本。
ビジュアルデザイン(見た目のデザイン)においてどの色を使うか、どう色を組み合わせるか(配色するか)はかなり重要。
人間は無意識に視界に入ったものはまず色を認識し、その後に形を認識します。
なので、色は個性やアクセントとしてはかなり大事な特徴です。


そして
一番大事なのは「汎用性」(いろんなところで使える使いやすさ)



・黒一色(シルエット)にしても認識できる形
あらゆる媒体(ポスターとかテレビとか看板とかバッジとか)のいかなる条件下でも使えるものである必要があります。
当然、書類関連でもエンブレムを入れる機会もあると思われます。
普通の書類って印刷する時に基本、黒一色ですよね。あと新聞とか。そういった条件下でもすぐにエンブレムが認識できる必要があります。



・輪郭(カタチ)がはっきりしたものがよい
これは印刷の関係上、問題・トラブルが発生するのを防ぐためです。

JOCのエンブレムが参考になります。

olympic_koshino
コシノジュンコ氏によるデザイン。素晴らしいデザインです。


普通に一般の人がデザインに挑戦しようとすると、こっちでもいいんじゃない?
olympic_koshino02_02.png
となりがちですが、輪郭(りんかく)がぼやけていると、様々な展開をする時にトラブルが発生する場合があるのであまり好まれません。




・小さくしても認識できるデザイン
(できればfaviconサイズでも大丈夫なサイズ)16x16ピクセル

例としてGoogleのロゴ。
これはGoogleの場合は「ロゴマーク」ではなく「ロゴタイプ(文字をベースにしたロゴ)」ですが、
olympic_google


これを16x16ピクセルに縮小したデザインが、

これ→olympic_google_03

できれば、このサイズでもだいたい「オリンピックエンブレムだ!」とわかるようなデザインが良い。



・なぜそのデザインになったのかの理由の説明
作った後に無理矢理「後付け」でもっともらしい理由を付けても構いません。選考委員が納得すればいいので。
ただし、その理由がすごく良いものだと選考に残る可能性も高くなります。

デザイン理由の惜しい例として、

ビジュアルデザインとしては素晴らしいのですが、デザインの理由に「扇子は応援する時の道具」とあります。
扇子を応援に使うのは一般的な認識ではなく特殊例寄りです。

応援する時の道具ではなく「あおぐ」もの、もしくは伝統芸能などで使用するものでどちらかといえば「静」のイメージ。
オリンピックは「動」のイメージが強い。
扇子は真逆の「静」のイメージが強い。

他に理由がしっくりくるデザイン案があれば、理由付けが弱いので選考で負けます。
デザインの理由、そこそこ大事ですね。


逆に扇子をすごく良いロゴデザインのモチーフとして昇華させた好例が、マンダリン オリエンタル ホテルのロゴマーク。
mandarin_02
© Mandarin Oriental Hotel Group
ほれぼれするほど素晴らしいデザイン。






【さらにハイレベルなルール】
これはできれば守ったほうがさらに有利になるルール。

・左右反転してもすぐに認識できるデザイン
ガラスなどに写り込んだものでも視界に入ってすぐに認識できるデザインが良い。


・CMYK対応
パソコンで作ると光の三原色で色を再現できてしまいます。だいたい1700万色ぐらいでしょうか。
でも印刷する場合、使う色はインクから作ります。どんなに駆使しても10万色行かないでしょう。
特に発色の強い色(明るい色)は再現が困難です。
なので例えばパソコンの画面をそのまま印刷してみるとくすんで見えてしまいます。色が再現できないからです。

だからプロは始めからCMYKやPANTONEの色の範囲で作ります。

でも、エンブレムを一般からも応募可としているということはそこらへんの色の調整をする専門チームを用意しているでしょうから、そんなに気にする必要はないかもしれません。


・色盲/色覚異常者への対応
世の中には一部の色を認識できない人が意外と多く存在します。そういう人達でも認識しやすいマークが好ましいです。特にオリンピックはパラリンピックもあるので障害がある人も参加できるというのを考えると色盲対応した配色が好ましい。

色盲に関する参考記事:
自分のデザインをチェック!色覚シミュレーションの方法いろいろ
CUDO:色覚シミュレーション


・展開力の幅広さ
取り下げになった佐野氏のエンブレムはそのカタチや色の組み合わせをベースに英字や数字も表現できて、表彰台などのデザインでもエンブレムのデザインを継承した表現をできたりなど「展開力の強さ」が選ばれた理由でした。

まぁ、見てみればアルファベットや数字にも変形するといっても明らかに読めない(可読性が悪い)ものもところどころあったりと明らかに無理矢理こじつけた実用性の低い展開案でしたが、
こういったようにエンブレムのデザインが色々なところでより柔軟に展開でき、幅広い利用ができるというのは選考の中で他より頭ひとつふたつリードする要素にはなります。
【悲報】佐野研二郎デザインの東京五輪表彰台クッソワロタw



以上がエンブレムを作るうえでの守ったほうがいいルール。

さぁエンブレムが作りにレッツ トライしてみましょう!
そもそも選ばれるのは運の要素もかなりあるので気軽に思い出作り程度に応募してみてはいかがでしょうか。

私はロゴ作りが面倒な作業だということを知っているので応募はしません。一点しか選ばれないというすごい倍率のうえ賞金も驚きの安さなので。

みなさまが代わりに画期的で素晴らしいデザインのエンブレムを作ってください。楽しみにしてます。









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